自動車のラッピングなどを手掛けるムート(安佐南区祇園1-28-8、坂本健吾社長)は6月から、フロントガラスを保護するコーティング剤「シルミンチャージ」をバスなどの事業者に展開している。液剤を塗布することで飛び石や衝撃からガラスを守る効果が期待できる。ガラス保護にはフィルムを貼る方法もあるが、同商品はコストや耐用年数の面で優れているという。今年2月から個人向けに発売しており、燃料費・人件費の高騰に悩むバスやトラック事業者へ販路を広げる。施工は同社もしくは加盟店が行い、事業者自身が加盟店となることも可能。基本費用は大型バスに使われる高さ1・8×幅2・5㍍のガラスの場合で11万円。年間100台の施工と、加盟店登録10件を目指す。個人向けは油膜除去用の液剤やスポンジなどがセットで2万2000円(1台分)。

担当記者:近藤

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