地域経済 2025.07.03

新川 グループ6社統合しデータ共有 顧客満足度や業務効率高める

新川 グループ6社統合しデータ共有 顧客満足度や業務効率高める

宝飾・時計販売の新川グループ6社は6月30日付で中核の新川(安佐南区相田1―15―21、工藤清恵社長)1社に統合した。新体制発足に伴い、これまで各社が紙で管理していた顧客データを電子化。来店受付や取引履歴を確認する時間を削減し、顧客満足度アップや従業員の作業効率化のほか、スタッフ一人一人が〝ジュエリードクター〟として技術やアドバイスの精度向上につなげる狙い。

これまで同グループでは相互の競争力を高めるため、1970年の本店設立以降、可部、本通り、西条など6店が別会社として独立採算制を採用していた。工藤社長が引き続き社長を務める。集約後の新川社の資本金・売上高・従業員数は非公表。
常連客が別店舗に訪れるケースもあり、顧客情報の入手や確認に多くの時間を割いていた。業務効率化により、近年引き合いが増えた修理、リメークへの対応や、宝飾品、時計の修理預かり品を受ける際の重要な写真撮影に時間を充てる。来年には新たに会員証を発行予定。来店時の提示で顧客情報を記入してもらう手間がなくなり、スタッフは過去の購入・メンテナンス履歴などの確認や共有ができる。このほか管理部門でも勤怠管理システム「ハーモス」を導入して紙製のタイムカードを廃止。工藤社長は「当初はHD化も視野に入れていたが、より一体感を持たせたいと新川へ集約させる形にした。当面は私以外に役員がいない状況だが、今後はわれこそはという人を年齢に関係なく積極的に登用していく。また働き方改革にも力を入れ、有給休暇の取得推進やベースアップ(5%)もできれば。顧客はもちろん、働く仲間とも長く深い関係を築いていきたい」と話した。

本社に新工房

3月15日には本社2階に工房「あとりえ。SHINKAWA」を開設した。
面積16平方㍍。近年はリメーク需要や自分好みのデザインを要望する声が多いことから、新たにレーザー彫刻機を導入したほか常駐する職人らが直接商談に応じるスペースを設置。加えて地元の小中学生を招いた職場体験会も見据えており、日本の伝統技術である蒔絵(まきえ)などをリメークした作品や金の歴史を学べる展示物、手作り体験コーナーも設けている。

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