デザイン性高い作業服が伸び15期連続増収
作業服メーカーのTS DESIGN(福山市卸町、藤原洋明社長)は2025年3月期決算で前期比約16%増の売上高43億7600万円を計上し、15期連続増収と過去最高を達成した。高機能とデザイン性を両立した製品が成長をけん引。作業服販売店への納品が伸びたほか、関東圏で法人からの受注も堅調に推移する。引き続き個人と法人向けの両輪で成長を目指し、今期の売り上げは46億円を見込む。
インナー(肌着)からアウター(上着)まで色と素材の異なるアイテムを充実させ、コーディネートを楽しめるラインアップを展開。オシャレに着こなして働きたいという顧客ニーズに応えている。個人向けは、全国の販売店でポップアップショップ(期間限定店)を複数回開き、ブランド認知が広まった。普段使いもできるTシャツやスーツ型作業着などの商品群も充実させた。特に売り上げが伸びる関東圏での法人営業の強化を目指し、20年に東京支店兼ショールームを江東区亀戸に移転拡張。バイヤーに商談の場として活用してもらい、運送、製造、建設業などの制服需要を開拓してきた。関東圏の売上比率は5年前の3割から5割近くに伸長している。
同社は1962年に創業。着圧機能を備えた肌着を業界で初めて発売するなど、新しい発想で付加価値の高い商品の開発を進め、支持を広げているという。2022年に藤和から自社ブランドと同名の「TS DESIGN」に社名変更した。従業員は80人。
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