地域経済 2025.05.29

ミントの石飛聡司社長 人気の観光ガイド育成する新法人 担い手増やしオーバーツーリズムに対応

ミントの石飛聡司社長 人気の観光ガイド育成する新法人 担い手増やしオーバーツーリズムに対応

訪日観光客向けの自転車ツアー「sokoiko!」を手掛けるmint(中区)の石飛聡司社長は4月3日、観光ガイドのスキル認定プログラムを提供する一般社団法人「ガイドの力で日本の観光を盛り上げるプロジェクト」(宮城、以下ガイモリ)を県外の観光関連企業の社長2人と共同で設立した。言語スキルや営業力が高い人気ガイドを多く育成することで志望者を増やし、オーバーツーリズムや担い手不足といった課題解決を目指す。

代表理事に着地型観光ツアーを提供するインアウトバウンド東北(宮城)社長の西谷雷佐氏が就いた。石飛社長と共に理事を務めるのは、築地ツアーなどを手掛ける羅針盤(東京)社長で全国通訳案内士の資格を持つ佐々木文人氏。2年前に3人で訪日観光客関連のトークを行うユーチューブチャンネルを立ち上げるなど元々親交があり、石飛理事は「昨年3月の規制緩和で、公的機関などが認定するガイドは自家用車で観光案内ができるようになった。広島県で言えば県北地域など、周遊型観光の体制づくりにガイドの力が大いに影響すると考え、受け皿を増やし活躍できるガイドを多く輩出するため新法人を設立した」という。
認定までに約半年かかるプログラム内容は座学を皮切りに、接客方法を指導する「ゲストが楽しい」、参加者のニーズに合う行程の構成方法を解説する「地域に喜ばれる」、職業とするための一定基準を明確にする「仕事として稼ぐ」、パーソナルブランディングの確立方法を講じる「次世代から憧れられる」、レビューの獲得方法を説明する「自らが楽しむ」の五つのテーマで構成。各テーマ所要2〜3時間で対面・オンラインで実施する。その後はフィールドワークで実際にツアー造成や模擬ガイドを行い、ガイモリのメンバーが認定審査を行う。参加料金は未定で来年から本格稼働する。石飛理事は「人気ガイドへのリピートが集中しており、なりわいとして活動できる人は現状一握り。若者がガイドに夢を抱けるよう、3人それぞれの強みを生かしながら数年後に年収1000万円以上のガイドを10人以上生み出したい」と話した。

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