ガス配管工事の西部熱機(中区江波南、伊那田健二社長)は5月1日、経済産業省が定めるデジタルトランスフォーメーション(DX)認定事業者に認められた。県内は11社目で、建設業で初めて。同制度はデジタルによって自らのビジネスを変革する準備が整っている状態の事業者を認定する。同社は業務のシステム化と一元管理、人手不足の解消、多様な顧客要望への対応を掲げてDXを推進。具体的には会計、勤怠・販売・請求書管理、チャットアプリなどのシステム導入のほか、全社員へのスマホ支給、セキュリティー対策の強化、柔軟な働き方やテレワークの推進、SNSを活用した採用戦略などに取り組んでいる。伊那田社長は「最新技術と人間の力を組み合わせ、変化し続ける社会に柔軟に対応していく」と話した。

担当記者:梶原

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